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2013-06-12-Wed-08-46

ワイルドすぎるマネキンが並ぶ紳士服専門店

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きのうは「おおらかべ新聞」の取材で、寝屋川市の商店街の中にある「マネキンがぜんぶパンキッシュなヘアスタイル」の洋品店を取材しました。
30体近くあるマネキンすべてがとてつもなく自己主張しており、ただごとならぬ雰囲気。

店主は74歳のおじいさん。
「船場の丁稚」最後の世代なのだそう。
昭和43年に、この場所に開店。

街のオーソドックスな紳士洋品店として永くやってこられましたが、やさしい息子さんが「新しく家を建てるから一緒に住もう」と言ってくれ、店をたたむことにしたのが3年前。

その際「どうせ店をやめるなら、最後だけ、自分が好きなようにやりたい」と考え、そうするうちに次第に心の奥底に蓄積していたアートの魂がぐらぐらと沸騰してきて、遂に爆発。
70歳を過ぎたある日突然、30体近い異形のマネキンを店の前に並べました。

以来「写真を撮らせてくれ」と訪ねてくるお客さん多数。
テレビ取材はおよそ80件。
それを観て沖縄からやってきた観光客も。
店はにぎわい、そのため、やめることができなくなったのだそう。

店主のおじいさんはテレビ取材を受ける際は、ひとつだけ条件を出しています。
それは、「きれいになった寝屋川(という河川)の風景を必ずいれること」。

自分がテレビに出るのは、寝屋川から嫁いでいった人、羽ばたいていった人たちに「寝屋川はこんなにきれいになったよ」ということを伝えたいからなのだとか。

「ひとりだけ目立ちたくてやってるんと違う。この商店街も40軒中10軒がシャッターを閉めたままで、さびれてきている。一店舗一店舗が自分のとこなりに個性を出していけば、商店街は必ず蘇ると僕は信じてるんや」。

町内の理解のない人から変人扱いされることもあるそうですが、僕は、この70代の店主こそが、いまもっとも新しいコミュニティデザインの在り方を提唱しているのだと感じました。
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