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2014-03-19-Wed-01-16

京阪沿線の皆さま、『ぴあ枚方食本』が発売されました。

誰しも忘れられない想い出のお菓子があるのではないでしょうか。

僕にとってもそれは、「パウリス」です。

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パウリスは、京阪「光善寺」駅前に昭和43年からある昭和ムードいっぱいな洋菓子店「コンフェクト ナカジマ」の人気定番商品。
(この店はスイーツではなく“洋菓子”と呼びたい)。
そんな「コンフェクト ナカジマ」に、取材で久しぶりに訪れました。

パウリス。
まるでトヨタの自動車のような名前ですが、プリウスに負けじ劣らずハイブリット!
エクレアに使う厚めで長めのシュー皮に、プリン、生クリーム、マロンクリームを満タンに詰め込んだ、夢のカルテットです。
正直、取材をするまで、「まだある」とは思わなかった。

幼い頃から食べていたわけではありません。
初めて買ったのは大学時代。
バイトで得た給料で買っていました。

実は大学時代、光善寺に好きな女子がおりまして、彼女に会う口実に「近所でパウリス買ったから食べない?」と声をかけていたんです。
パウリスがあれば、必ず会ってくれた。
まぁ、僕に会うよりパウリスのほうを楽しみにしていたのは間違いないけれど……。

久々にいただいたパウリスは、しみじみおいしかった。
昭和の時代にはどこにでもあって、されど現代ではそうそう巡り合えない、いなた~い甘さ。

プリンの硬めな舌ざわり、背伸びしたにがみ、「なめらかプリン」全盛の今では稀少価値があります。
(この店はなんと、親子2代で楽しめるよう、なめらかな平成タイププリンも別にちゃんと売られています)。

あと、シュー皮がンまい。
シュー皮だけちぎって炙って、七味マヨネーズにつけて、熱燗で一杯やりたくなるほど(サキイカか)。

取材をして、初めて分かったことも多々。

この洋菓子店をオープンした翌日、ケーキが半日で売り切れてしまい、困った先代店主が急きょ、余っていたシュー生地にプリンとクリームを詰めて売ったのが始まりなのだそう。

そんなテキトーなその場しのぎが、46年も続く人気商品になるとは。
「ヒット」とは、意外とそんなものなのかもしれません。

ちなみに「パウリス」という名前も「その場の思い付きで、まったく意味はない」とのこと。
でも、パウリスとしかう言いようがない味なんです。

昭和のプリンのようにほろにがく終わった恋でしたが、シュー皮のように、懐かしいやさしさに包まれたひとときでした。

……というようなお話が載っております『ぴあ枚方食本』(830円 税別)が発売されました。
僕は「パウリス」の想い出などを語らせていただいております。


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