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2012-08-18-Sat-18-06

「なまずの握り寿司」を取材しました。

僕はいま、J:COMの『8時です!生放送!!』という番組で毎週、裏グルメリポーターのような仕事をしている。

先日は、神戸の王子公園周辺をさまよった。

阪急電車の高架下に突如わらぶき屋根の建物があらわれる超現実な光景。

DSC03932.jpg


「きっとなにかある」と踏んで扉を開けたら、予感は的中。
神戸で初にして唯一という、「なまずの握り寿司」がいただけるお店だった。

僕はなまずの寿司はおろか、なまずそのものを食べたことがない(大昔はかまぼこの原料として使われていたそうだから、知らずに口にしていたかもしれない)。
そもそも日本には、なまずを獲る漁師もわずかにしかいないし、北海道と九州のごく一部地域以外は食べる習慣がない。

さて、件の握りは醤油ではなく、ちりポン酢味のもみじおろしでいただく。

DSC03937.jpg

(ちなみにポン酢で寿司を食べるならわしは関西だけのものだそう)。

白身の魚なのかな?
と思ったが、白身どころか、土台のしゃりが透けて見えるほどにクリスタル。
まるで、宝石のアクアマリンのよう。
こんなにスケルトン刺身な魚は初めて見た。

味もやはり想像をはるかに超えて透明感があった。
すっきりとして雑味がなく、ミントのような清涼感すらある。
フグよりはるかにやわらかく、鯛よりもひとなつっこいうま味が口いっぱいに広がる。
顔こそ大月隆寛のようにおぞましいが、皮をはがすとそこから穢れを知らぬ美少年があらわれた。

想像していた泥臭さがまるでないため、驚いて「どこで獲れたんですか?」と尋ねたら、岡山県で養殖されているものだとのこと。
養殖と聞くとランクが下がるように思うが、稚魚から清流で育てたなまずだけが生食用に適し、天然もののなまずは泥の味がして、造りでは食べられたもんじゃないのだとか。

なまずは天ぷらや焼き物など火を通すと、さらに味わいを増し、身がはかなくほろほろ崩れて愛おしい。
「アスパラのなまず巻き天ぷら」をいただいたが、今まで食べたおいしい天ぷらビルボードチャートの3位に躍り出るほど。

うなぎの高騰が叫ばれるなか、なまずの養殖はこれからの時代、大きなビジネスチャンスなのかも。
僕も資金さえあれば着手して大儲けし、いつかお大尽になり、なまず御殿を建て、立派なヒゲをたくわえたいものだ。

そんな王子公園周辺の街はやっぱりちょっといろいろ変わっていて、線路沿いでは物置の上に、唐突にミニミニなウルトラマンミュージアムなんかが現れるのだった。

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