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2012-10-25-Thu-16-38

京都スナップその3 「ゲリラ」

京都スナップその3 「ゲリラ」

京都に引っ越して、先ずひるんだのが、このスナックの名前。

DSC03477.jpg

スナック『ゲリラ』。

ゲリラと言えば最近は、突発的な大雨や、郷ひろみが渋谷の交差点で突然「熱い、熱い」といった内容の歌を回転しながらうたいだす場合に用いられるが(それ最近か?)、かつては、それはそれは危険な状態を指すものだった。

昭和の時代、パレスチナゲリラ、アフガニスタンゲリラ、旧国鉄の同時多発ゲリラなど、テレビからゲリラに関するニュースがお茶の間に流れるたびに、家族間に緊張感が走り、晩ごはんを食べる箸が止まった。
いまでこそ左派は平和主義で草食系なイメージがあるが、往時は難しいことばを叫びながらコン棒を振り回して火炎瓶を投げてくるインテリゲンチャ暴力団というイメージが強かった。
コーラの瓶に爆竹を入れて、空き地でゲリラごっこをしたこともあった。
(たかだかなんの思想もない子供がやるナンセンス!な遊びなので、どうかご勘弁いただきたい)。

さて、物騒な名前のこの店、訊けば40年以上の歴史があり、熱を帯びた学生たちが討論する場だったとか。
やっぱり!

オープンしたころのマスターはすでに故人だとのことで推測でしかない、40年前の歴史ということは、ここで言うゲリラとは反戦・反安保を謳うフォークゲリラから名付けたものではないかと思われる。
新宿と梅田で蜂起し、機動隊と衝突するほどの社会現象となったフォークゲリラだが、学生フォークが盛んだった京都も当然その流れにあっただろう。

祇園祭が始まったのが869年なんていう途方もない永久の歴史をたたえる京都。
ゆえに昭和の時代など数時間前のレベルなんだろうが、僕には寺社仏閣の歴史をひもとくより、こういった店名に刻まれた昭和の傷痕を見つける方が楽しかったりする。

なんて昭和のレジスタンスフォーク礼賛みたいなこと言いながら、だったら「自衛隊に入ろう」などを聴けばよいものを、なんとなく坂井真紀の『ゲリラ~Get it up~』なんて聴いてしまうわたしを断罪せよ。
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